保育・保活

保育園と自宅保育で悩む理由。それぞれのメリットやデメリットと自宅保育の工夫

赤ちゃんや子どもを保育園に預けるかや、何歳まで自宅保育をするかで迷うママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、新型コロナウイルスなどの影響など保育園と自宅保育で悩む理由、集団保育と自宅保育それぞれのメリットとデメリット、自宅保育を行う際の工夫について、ママやパパの体験談をもとにご紹介します。

保育園と自宅保育で悩む理由

保育園での集団保育と自宅保育で悩む家庭に、気になるポイントを聞いてみました。

子どもの年齢

「私は妊娠をきっかけに退職したため、乳幼児期はできるだけ娘の育児に関わりたいと考えています。希望する保育園に入園しやすい時期もあると思うので、何歳までこの生活を続けるかは決めかねています」(20代/3カ月の赤ちゃんのママ)

子どもが小さいときは、初めて歩いたり言葉を声にしたりと、成長の瞬間が突然やってくるものです。そのため、自宅保育を行い子どもの成長を近くで見たいと考える方も多いようです。一方で、仕事の関係や待機児童の問題など、今後のことを踏まえるとどちらを選択するか悩みを抱えてしまう方もいるようです。

集団生活の経験

「自宅保育をこのまま続けようか悩んでいます。子どもが大きくなり、友だちと遊ぶ経験やひとつのことをみんなで行うなど集団生活の経験をさせた方がよいのかなと感じることがありあります」(30代/2歳児のママ)

自宅保育を行っている方のなかには、保育園や幼稚園に預けるからこそ体験できる集団生活の経験に魅力を感じている方もいるようです。集団生活では、同年齢の友だちと関わったり、生活習慣や日頃のマナーなどを学ぶ機会になったりと、普段の生活とは違う環境だからこその経験があるのではないかと感じている方もいるようです。

保育環境

「新型コロナウイルスの流行により、保育園が休園になることもあると思います。来年度の入園を考えていましたが、このまま自宅保育を続けて年少の学年で入園するのも選択肢のひとつだと思いました」(40代/1歳児のママ)

新型コロナウイルスの影響により、何歳まで自宅保育を続けるかなど入園時期に迷う家庭もありました。他には、子どもにのびのびと遊ぶ環境で育ってほしいという考えから、広い園庭や保育室がある保育園や幼稚園の環境に魅力を感じている方もいるようです。

経済的な問題

「子どもが1歳になり、これから保育園に子どもを預けて働こうか、このまま自宅で保育を行うか悩んでいます。子どもがいるのでパート勤務を検討していますが、2歳児クラスまでは保育料がかかるのでフルタイムまたは短時間正社員の仕事も探しているところです」(30代/1歳児のママ)

幼児教育・保育の無償化制度により、3歳から5歳児クラスの保育料がかからなくなりました。住民税非課税世帯以外の0歳から2歳児が保育園に通う場合は、引き続き保育料が必要なため、経済的な理由から今後の方針に悩みを抱えている方もいるようです。

自宅保育のメリットとデメリット

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自宅保育を行っている方は、どのような部分にメリットを感じているのか気になる方もいるかもしれません。自宅保育を行っているママ・パパたちに、メリットとデメリットを聞いてみました。

メリット

「子どもの成長を間近で見られることがとても楽しいです。以前は、自分のことが中心だった娘が、最近では私や夫のことも気にかけてくれ優しい姿も見られるようになりました。日々さまざまなことを吸収しているように感じます」(30代/2歳児のママ)

「集団生活のなかでは、どうしてもみんなでいっしょに何かを行うことが多いと思うのですが、自宅保育であれば子どものペースに合わせて関わることができるところがメリットに感じています。子どもが今やりたいことにとことん時間を使ってあげられるので、子どもも満足気な顔をしているのが嬉しいです」(40代/3歳児のママ)

「我が家では、子どもの様子に応じてさまざまなことを取り入れています。簡単な料理を作ったり電車に乗ってお出かけをしたりと、いっしょにさまざまな経験ができることが嬉しいです」(20代/2歳児のママ)

子どもの成長過程を間近で見られることや、子どものペースを尊重した関わりをもつことをメリットと感じる家庭があるようです。パパのなかからは、保育料がかからないため、将来の教育費の貯蓄につながるとの声も聞かれました。

デメリット

「自宅保育を続けていると、子どもと何をして過ごそうか毎日悩みます。遊びのレパートリーが少ないところがデメリットかもしれません」(30代/2歳児のママ)

「毎日ずっと子どもといっしょに過ごしていると、自分の時間を作りにくいことでモヤモヤしました。疲れたときや子どもを連れて行きにくい用事があるときは、一時的に子どもを預かってもらいたいときもあります」(20代/1歳児のママ)

遊びの幅や自分の時間づくりに課題を抱えるママがいるそうです。新型コロナウイルスの影響で外出する機会が減り、自宅保育でママにストレスが溜まっているのではないかと心配するパパの声もありました。

保育園での集団保育のメリットとデメリット

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保育園を利用している家庭が、どのような部分にメリットを感じているのか気になる方もいるでしょう。ママ・パパたちに聞いた、集団保育のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

「保育園に通うことで、集団生活を経験できることによさを感じています。先生や友だちから影響を受け、日々のあいさつなどの生活習慣が身についているように感じます。自宅でも、教えてもらったことを意識している姿があり成長したなと実感することが多いです」(40代/3歳児のママ)

「保育園では、歌やお遊戯、運動など、さまざまな経験ができることが魅力に感じています。子どもに関するものが充実した保育施設だからこそだと思いますが、先生方も日々保育の内容を工夫していてすごいなと思います」(30代/2歳児のママ)

「うちの子が通う園では、栄養士の方がバランスを考えた給食が毎日提供されるので、とてもありがたいと感じています。家ではなかなかご飯を食べてくれませんが、給食は毎日完食していると聞いて保育園に通わせてよかったなと感じています」(20代/3歳児のママ)

集団生活を通した経験や給食の提供は、保育園の魅力といえるでしょう。共働き家庭のなかからは、仕事に集中する時間と子どもと関わる時間にメリハリをつけやすいとの声も聞かれました。

デメリット

「新型コロナウイルスやインフルエンザ、手足口病などが流行していると、集団保育ならではのリスクもあると思いました。手洗いやうがいなど衛生面に気をつけながら、移し合わないように登園しています」(30代/3歳児と6歳児のパパ)

「保育園へ入園後は、1日のなかで子どもといっしょに過ごす時間が短くなりました。子どもが初めてできるようになった瞬間に立ち会えないこともあり、少し寂しさも感じています」(20歳/1歳児のママ)

感染症の心配の他、成長を感じるタイミングに立ち会えなかったことをデメリットと感じるママやパパがいました。ママのなかからは、PTAなど保護者活動が大変だという声も聞かれました。

自宅保育をするときに工夫したこと

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ママ・パパたちに、赤ちゃんや子どもを自宅保育するときに工夫したことを聞いてみました。

情報収集して遊びの幅を広げる

「いつも同じ遊びにならないよう、インターネットで『室内遊び 2歳』と検索しています。年齢に合わせた遊びを紹介するサイトがたくさん出てくるので、子どもの好きそうな遊びを取り入れました」(30代/2歳児と7歳児のママ)

遊びの幅を広げるために、インターネットで情報収集したママがいるようです。他には、遊びを紹介する動画を見たり、ペーパークラフトをダウンロードしたりと、家庭で行いやすい遊びを取り入れた家庭もありました。

一時保育を活用して自分の時間も作る

「自分の通院や上の子の学校行事など、下の子を連れて行きにくい用事があるときは、保育園の一時保育を利用しています。育児に疲れたときもリフレッシュ目的で子どもを預けることもあります」(30代/1歳児のママ)

保育園の一時保育を活用しているママもいました。他には、ベビーシッターサービスやファミリー・サポート・センターを利用すると、普段は自宅保育をしながら自分の時間も作りやすいというママ・パパたちの声も聞かれました。

自分の家庭にとってのメリットやデメリットによって検討を

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保育園と自宅保育で迷う理由は、家庭環境や子どもの年齢によってそれぞれ違いがあるようです。0歳から2歳児の場合、何歳まで自宅保育を続けようか検討する家庭もありました。保育園と自宅保育にはそれぞれメリットとデメリットがあるそうですが、ママ・パパたちは家庭における重要度や優先度に応じて保育の場を選択しているそうです。コロナの影響により自宅保育に切り替える方もいるかもしれませんが、子どもが好きな遊びを家庭でも取り入れたり、いざというときに預け先を確保したりできるとよいですね。

悩んだときには保育のプロのサポートを「キズナシッター」の活用

自宅保育を始めようと考えている方のなかには、子どもとの過ごし方や、年齢や性格に合った関わり方について悩みを抱えることがあるかもしれません。そのようなときには、保育のプロが育児のサポートを行うベビーシッターサービス「キズナシッター」を検討してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターに登録しているベビーシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師など子どもに関わる資格を全員が所有しています。そのため、専門知識が身についており保育現場での経験豊富な方が多いです。利用者のなかには、保護者が在宅中にキズナシッターに依頼をし、保育のプロならではの子どもとの関わりを学んだり、普段と違った自宅保育を行ったりと、柔軟に自宅保育を楽しんでいる方もいるようです。

また、ベビーシッターの選択は利用者自身が行うことができます。キズナシッターは、全員が有資格者のため、子どもの年齢に合わせて担任経験者を選んだり、家庭の方針に応じてモンテッソーリ教育やシュタイナー教育などの経験者を選ぶことも可能です。さらに、選択したベビーシッターと事前面談を行うため、どのような保育を行いたいかこんな悩みを抱えているなど、直接相談しながらシッティング内容を決めていくこともできるでしょう。

もちろん、保育園を利用する方も、育児の息抜きや送迎のサポートなどにも対応しています。保育のサポートを依頼したいと感じたときに気軽に活用できるよう、専用アプリを活用して会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。

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