保育・保活

フリーランスで働く時の保育園入園は不利?必要な書類や審査通過のポイント

フリーランスで働く場合、保育園入園に不利になるのでは?と心配なママやパパもいるでしょう。保活を進めるうえで必要な証明書類や審査通過のポイントも気になりますね。今回は、フリーランスで働く方向けに保育園入園の方法を詳しく解説します。実際、入園に不利になってしまうのか、手続きの仕方についてもまとめました。

フリーランスで働く場合、保育園入園は不利になる?

フリーランスで働く際は自宅で勤務することも多く、一般的な会社員に比べて勤務日数や時間が明確でないことで「保育園の入園が不利になるかも…」心配になりますよね。
 
実際、フリーランスの場合の保育園入園は自治体によって対応が異なります。
 
多くの自治体は入園への審査通過について、点数制で判断しています。
そのため、「居宅外労働」または「居宅内労働」なのかで点数に僅かではありますが、差があるのが現状です。
 
以上の点から保育園入園を検討する場合はまず、「お住まいの自治体の選考基準を細かく確認」し、居宅内労働の場合に不利になるのかチェックすることが大切ですね。
 
ただ、厚労省では2020年にフリーランスが一般の会社員と平等に扱われるよう、環境を整備するためのガイドラインを策定しています。
 
そのため、徐々に状況が改善される可能性もあるため、こまめに自治体の点数基準を確認するとよさそうです。

【フリーランス向け】保育園入園の申請時に必要な書類

フリーランスの場合は保育の必要性の証明に向けて会社員よりも提出書類が増える傾向にあります。
 
必要書類を用意してしっかり働いていることを証明できれば、希望する園へスムーズに入園できる可能性があるでしょう。
 
ここでは、フリーランスの方が提出する一般的な書類について紹介します。
(※自治体によって必要な書類が異なる場合あり)

勤務に関する書類

まず、フリーランスの仕事についての証明書類として「労働状況申告書」などの勤務に関する書類が必要となるようです。
 
個人事業主の方が勤務証明を受けられない場合に提出するもので、自治体によっては様式が用意されていることもあるでしょう。
 
また、中にはフリーランスでの子育ての大変さや保育の必要性について詳しく証明するために、「就労実績表」という書類を自作する方もいるようです。
 
直近3カ月の細かい仕事内容を記載し、現状を詳しく説明することがポイントになりそうです。

開業を証明するもの

フリーランスの方は税務署に個人事業開始届を提出しています。
 
入園申し込みの際は、個人事業開始届のコピーを提出すると開業の証明が可能です。

収入に関する書類

フリーランスの場合には、きちんと収入を得ているのかということも入園選考の判断基準になることがあります。
 
そのため、最新年分の確定申告書の控えのコピーの提出を求められるケースもありそうです。
 
フリーランスに転身した期間が浅く、きちんと収入が得られていない場合は、発注確認書や
支払われる予定の金額など細かな書類の提出を求められる場合もあるようです。
 
仕事に関する書類やメールをまとめておくとよいですね。

【フリーランス向け】保育園入園への審査通過ポイント

フリーランスの方が入園に向けて審査を通過するためのポイントを紹介します。

就労実績を作っておく

保育園の選考基準は点数制なので、週5日1日8時間以上のフルタイムの就労時間であることによって、多くの自治体では会社員と同じような点数を確保することができます。
 
そのため、「たくさん働いている」という就労実績を作っておくことが重要になります。

認可外保育施設を利用する

認可保育園に入園前にベビーシッターなどの認可外保育施設を利用し、実績を作っておくと、保育の必要性をアピールすることができるでしょう。
 
自治体によっては認可外保育施設の利用が確認できた場合に、認可保育園の入園に向けて加点されるケースもあります。
 
加点対象になるには、一定期間の利用が必要になるため、選考基準を確認し利用を検討するとよいかもしれません。

企業常駐案件を選ぶ

先述の通り、勤務状況によって入園に関する点数に僅かではありますが、差が生まれる自治体もあります。
 
そのため、フリーランスでもクライアントの企業に常駐して仕事を行う「企業常駐案件を選ぶ」ことで、自宅で行うよりも点数アップにつながる可能性があるでしょう。
 
これから仕事を獲得する方は積極的に企業常駐案件を選ぶとよいかもしれません。

フリーランスの方も含めてスムーズに保育園に入園する方法

1歳児からの入園を考えている場合は、育休明けのタイミングにあわせて申し込む家庭が多く、希望園に入れない可能性も…。
 
進級する在園児が多い場合は、受け入れ枠が限られてしまうこともありそうです。
 
スムーズに保育園に入るために、0歳児から利用するのも一つの手段です。
 
一度園を見学し、早めに希望園を絞っておくことも大切ですね。

【フリーランス向け】保育園入園後の注意点

入園後にフリーランスの方が気をつけなければならない点を紹介します。

会社員からフリーランスへの転身した場合

入園した時に会社員で在園中にフリーランスに転身した場合、保育園は継続できるのか心配になる方もいるかもしれません。
 
働き方が変わったとしても必要な書類を提出し、保育が必要と判断されれば、保育園は継続して利用することができます。自治体や利用している保育園に提出書類を確認しましょう。
 
前職の退職証明書が必要になる場合があるため、退職を予定の方は早めに必要書類の確認をし、スムーズに対応できると安心ですね。

二人目が産まれる場合

上の子が保育園に通う中で二人目を出産するフリーランスの方もいるでしょう。
 
会社員の方は通常1年程度の育児休暇があり、その間も上の子を保育園で預かってもらうことができます。
 
しかし、フリーランスは個人事業主のため、育休制度の利用は難しいでしょう。上の子が保育園に継続して利用するためには規定を確認し、二人目の入園準備も進めておくことが大切です。

フリーランスは証明書類が重要!自治体と相談しながら進めていこう

フリーランスの方は保育園の入園に向けて証明書類の提出が重要になります。
自治体に相談しながら、早めに行動することで手続き がスムーズに進むでしょう。
 
入園後も継続して保育園を利用するために毎年書類の提出が必要になります。慌てずに対応できるよう、準備しておくとよいですね。
 
出典:フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ/厚生労働省

子どもを安心して預けられる「キズナシッター」を活用

フリーランスの方の中には認可保育園に落ちた場合や認可外保育施設の利用を検討する方もいるでしょう。
 
そんな時は子どもを安心して預けられるベビーシッターサービス「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。
 
サービスを利用することで自治体の認可保育園入園の加点対象になることがあります。保育の必要性の証明となる「受託証明書」も対応しているため、お住まいの自治体に問い合わせてみるとよいでしょう。
 
ベビーシッターの登録者は、保育士や幼稚園教諭、看護師の資格保有者となります。前日まで利用予約可能なので、保活に忙しい時もぜひキズナシッターの活用をご検討くださいね。

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