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子育て

ネウボラとは?意味や日本の子育て支援の取り組み例

「ネウボラ」とはフィンランド語で「助言の場所」を指す言葉で、子育て支援の取り組みを意味します。日本では「ネウボラ」を積極的に広め、妊娠から出産、育児までさまざまなサポートが行われています。今回は、ママやパパからの子育ての悩みを交えてネウボラの取り組みを紹介します。厚生労働省の資料をもとに実例もまとめました。

ネウボラとは

ネウボラとは、フィンランド語で「アドバイス(助言)の場所」という意味です。妊娠や出産、育児をサポートする支援制度や施設のことを指します。
 
日本においても、妊娠から出産、育児まで切れ目なく親子をサポートする取り組みとして「ネウボラ」の整備が進められています。
 
保健センターや子育て支援機構、保育所などあらゆる機関が家庭を包括的に支え、サービスを提供する場として重要な役割を担います。
 
子育て支援施設では、子どもの一時預かりを実施したり、育児相談会を開催したりとさまざまな取り組みが行われています。
 
そもそもなぜいま「ネウボラ」が日本で求められるのか。
その理由についてママやパパの体験談を交えて詳しく見ていきましょう。

日本にネウボラが必要な理由

stock.adobe.com/polkadot

子どもを育てるママやパパの悩みや不安から、ネウボラが必要な理由についてまとめました。

核家族の増加

「私の転勤で実家と離れた場所で子どもを育てています。出産後、子どもの発達や健康状態について身近に相談できる相手がいないことに夫婦で不安を感じていました。」(20代/6カ月の赤ちゃんのパパ)
「共働きで実家も遠く、妊娠中の時期から誰にも頼ることができずにいました。自分が体調が悪いときも夫は仕事で忙しく、弱音を吐くことができなくて辛かったです。」(30代/2歳児のママ)

 
実家の近くに住んでいなかったり、頼る相手が身近にいなかったりすると妊娠や育児の悩みを誰に相談すればよいのか不安になることも…。
 
核家族の増加が進む中、子育て世代を支える「ネウボラ」の存在は大切な役割を担うでしょう。

高齢出産の不安

「39歳で第一子を授かり、40歳での出産となりました。高齢出産で身近に相談できる相手がいなかったのでとても不安でした。産後は身体が疲れやすくて、子どもを抱っこするだけで精一杯でした。」(40代/1歳児のママ)
「2人目の子どもを41歳で産みました。その頃実母は70代で年齢的に育児を手伝ってもらうことは難しかったです。この先しっかり子どもを育てていけるのか体力的に不安でした。」(40代/5カ月の赤ちゃんと4歳児のママ)

 
高齢出産が増える中、年齢に対する不安や悩み、身体の不調を感じる方もいるようです。そんなときに「ネウボラ」の支援を活用すれば、孤立化を防ぐことができそうですね。

仕事と子育ての両立への悩み

「子どもが1歳のときに仕事に復帰しようとしたのですが、仕事と育児の両立が大変でした。周りのママが当たり前のように家事をこなしている姿を自分と比べてしまって、精神的にしんどかったです。」(40代/1歳児のママ)
「仕事と子育ての両立が上手くできなくて、日々悩んでいます。子どもが習いごとをはじめたのですが送迎がスムーズに進まず、要領よくできない自分にいつもイライラしてしまいます。」(30代/4歳児のママ)

 
仕事と子育ての両立ができず不安を抱えている方は多いようです。困ったときに地域に頼れる機関があれば安心して生活できそうですね。
 
このように子育てを取り巻く社会環境が変わる中で、ママやパパがさまざまな悩みを抱えながら育児をしています。
 
子育て支援の輪を広げるためにも地域の実情にあわせた「ネウボラ」の取り組みが必要でしょう。

日本版ネウボラの取り組み例

stock.adobe.com/buritora

ここからは厚生労働省の資料をもとにネウボラの取り組み例を紹介します。

事例1.埼玉県和光市

 
<母子保健コーディネーター事業>
・ハイリスクな出産に対して継続的に支援する
 
<わこう産前産後サポート事業>
・助産師による専門性の高い相談窓口を設置する
・産前産後ケアセンターにおいて一時保育の対象外である生後56日までの乳児の預かりを行う
 
産前産後に手厚いケアを用意することで子育てしやすい環境を整えています。
また、妊婦同士が集う場を用意し、地域での仲間づくりが行えるようサポートしています。

事例2.京都府京都市

<こんにちはプレママ事業>
・初妊婦や双児などの継続した支援が必要な家庭を訪問し、保健師や助産師が気軽に相談できるように配慮している
 
<にんしんホッとナビ>
・妊娠に関する幅広い悩みの相談をメールで受けて回答する取り組みが行われている
 
この他にも子育てボランティアの協力などをお願いし、地域ぐるみで育児しやすい体制を整備しています。

ネウボラはママやパパにとって心強い味方

ネウボラは子育て世代の応援団としてさまざまなサービスを提供する場です。
多くの地域では、妊娠や出産、育児などさまざまな悩みを打ち明けられる相談窓口が設置されています。
 
お住まいの地域でどのような支援が行われているのか調べてみることも大切ですね。
ネウボラを活用し、子育てを楽しめる環境を整えていきましょう。
 

出典:フィンランドの出産・子どもネウボラ(子ども家族のための切れ目ない支援)/内閣府

出典:妊娠・出産包括支援モデル事業の取組事例集/厚生労働省

子育ての不安や悩みは「キズナシッター」へ

子育ての不安や悩みを抱える中でときには子どもを預けて、休息を取ることも大切になります。
 
キズナシッターでは、保育士資格や幼稚園教諭免許といった国家資格を保有するベビーシッターが子どものお預かりや送迎などさまざまなサービスを実施しています。
0歳から12歳までの子どもを対象としており、最大3名まで同時に預かることも可能です。
 
「夜泣きがひどくて、ゆっくり眠る時間が欲しい」「外出してリフレッシュしたい」などさまざまな悩みに寄り添い、お子様をお預かりします。ぜひキズナシッターのご活用をご検討ください。
 

スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら

https://sitter.kidsna.com/

お住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。
 
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    審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。

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    面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。

  6. 面談・シッティング当日

    当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。

  7. 完了後の決済/レビュー

    面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
    レビュー投稿にも是非ご協力ください。

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