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子育て

第一反抗期はいつからいつまで?子どもとの関わり方や乗り越えるために工夫したこと

「第一反抗期」とは、2歳頃~3歳頃の子どもに見られる「イヤイヤ期」とも呼ばれる反抗期のこととされています。ママやパパの中には、第一反抗期がいつからいつまで続くのか気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、第一反抗期の時期や子どもの特徴、第一反抗期の子どもとの関わり方などについて、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。

第一反抗期の特徴と時期

第一次反抗期とは、乳児期から幼児期に迎える最初の反抗期のこととされています。まずは、その特徴と時期についてご紹介します。

第一反抗期の特徴

赤ちゃんから子どもへと成長する時期に、自我が芽生えて自立心が生まれると言われています。「自分一人でやってみたい」という欲求が出てくる一方で、うまくできないイライラから、ママやパパに反抗的な態度をとることが増えるのが第一反抗期の特徴とされています。

この時期の子どもは、「親に甘えたい気持ち」と「自己主張したい」という気持ちの葛藤を通して、感情をコントロールする練習をしながら成長していくと言われています。自己主張を通して、親から「できること」「できないこと」を学び、自立の準備をしていくようです。

ただし、子どもはやりたいことややってほしいことを言葉で明確に伝えることができないため、何でも「イヤ!」と言ったり癇癪を起こしたりするのが特徴としてあげられます。時には、大人からすると意味のわからないことに頑固なこだわりを持ち、何を試しても要望が全くわからないこともあるかもしれません。そのため、どう対応してよいかわからずお手上げ状態になってしまうママやパパたちもいるようです。

第一反抗期の時期

一般的に、第一反抗期は「魔の2歳」と呼ばれる2歳頃から始まるとされ、3歳を過ぎた頃から徐々に落ち着いていくと言われています。ただし、1歳半頃から始まる子どももいれば、4歳を過ぎても反抗期が続く子どもなど、いつからいつまで続くかは個人差があるようです。

第一反抗期の子どもとの関わり方

stock.adobe.com/kapinon

第一反抗期の子どもとの関わり方について、ママやパパたちに聞いてみました。

言葉のかけ方を工夫する

「親からあれこれお願いしても、子どもに『イヤ!』と拒否されることが多かったので、言葉のかけ方を工夫していました。例えば『今日はどの靴を履いておでかけする?』『パンとご飯はどっちがいい?』など、子ども自身に選ばせるような声かけをしていました」(20代/4歳児のママ)

第一反抗期の子どもは何でも「イヤ!」と拒否する特徴があることから、子どもが自発的に行動できるような声かけをしていたママやパパもいるようでした。ほかにも、遊びをやめて片づけてほしいときは、無理やり中断させるのではなく「あと1回やったらお片づけしようね」というように、気持ちを切り替えやすい声かけをしていたという方もいました。

全力で向き合わない

「癇癪を起こす子どもに対してイライラしてしまい、こちらも感情的に怒ってしまうことがありました。ただしそれは逆効果で、さらに子どもが強く泣くこともあったので、全力で向き合わないことを意識するようにしました。『片づけが完璧にできなくてもいいや』『多少の好き嫌いはあってもいいや』と考えるようになってから、気持ちが楽になりました」(40代/7歳児と5歳児のパパ)

第一反抗期によってイライラしている子どもと接するとき、大人もイライラしてしまうことがあるかもしれません。そのようなときには全力で向き合わないようにするのも一つのポイントとなりそうです。ほかのママやパパからは、「この反抗期もいつかは終わる」と考えて、気楽に構えるようにしていたという声も聞かれました。

時間にゆとりをもつ

「子どものイヤイヤが始まったときに、予定の時間が迫っていると落ち着くのを待つことができず、先回りしてやってしまうことがありました。それによって子どもがさらに泣くのを経験してから、その方法ではよくないと思い、時間にゆとりを持つことを意識するようになりました」(30代/4歳児のママ)

子どもが「自分でやりたい」と言い始めたことは、本人の納得がいくまでさせてあげたいという気持ちはあっても、時間に余裕がないと焦ってしまうママやパパもいるようです。時間にゆとりを持って行動することで、子どものペースに合わせることができ、イライラも落ち着くかもしれません。

第一反抗期を乗り越えるために工夫したこと

stock.adobe.com/paylessimages

ママやパパたちに、第一反抗期を乗り越えるために工夫したことについて聞いてみました。

一時的に子どもと離れる

「第一反抗期の子どもと向き合うとき、感情のままに怒鳴ってしまいそうになったり、イライラで心がいっぱいになったりすることがありました。そのようなときは、一旦隣の部屋へ行き、子どもと離れることを意識していました」(40代/8歳児と5歳児のパパ)

子どもが激しく癇癪を起こしているときなどは、向き合おうとせずに一時的に子どもから離れてみるのも一つの方法かもしれません。子どものいる部屋から離れて呼吸を整えると、イライラが治まったというママやパパもいました。

誰かに相談する

「反抗期の子どもについて相談したいと思うことがあっても、『あなたの育て方が悪い』と言われるような気がして一人で抱えていました。しかし、思い切って友人に相談してみると、友人も子育てについて同じ悩みを持っていることがわかり、励まし合うことができました。もっと早く相談すればよかったと思いました」(30代/6歳児のママ)

第一反抗期の子どもへの悩みを、一人で抱えずに誰かに相談することで乗り越えたママやパパもいるようでした。パートナーや両親、保育園・幼稚園の先生などに相談して、アドバイスをもらっていたという声も聞かれました。

子どもを預けて一人の時間を作る

「子どもがイヤイヤをくり返す毎日に、気力も体力も落ち込んでいきました。あるとき夫が、『今日は僕が子どもを見てるから、たまには息抜きしてきなよ』と言ってくれ、一人の時間を持つことができました。それによってリフレッシュでき、また子どもと穏やかに関われるようになりました」(20代/4歳児のママ)

パートナーや家族、託児施設などに子どもを預け、一人の時間を作ったというママやパパもいるようです。それによってクールダウンやリフレッシュができ、親も子どもも落ち着いて接することができるかもしれません。

第一反抗期の子どもと関わるときは息抜きも大切

第一反抗期とは、2歳~3歳の子どもが迎える最初の反抗期のこととされています。特徴として、やりたいことがうまくできず癇癪を起こしたり、何でも「イヤ!」と言ったりすることがあげられます。第一反抗期の子どもに関わるときは、全力で向き合わないようにすることがポイントになるかもしれません。ママやパパもイライラしてしまうときには、子どもを預けるなどして適度に息抜きをしながら、穏やかに接することができるとよいですね。

第一反抗期の子どもを預けたいときは「キズナシッター」を

第一反抗期の子どもがいる家庭からは、「イライラする気持ちを誰かに聞いてもらいたい」「子どもを預けて一人の時間を作りたい」と考える方もいるようです。子どもを預けてリフレッシュしたいときは、「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師いずれかの国家資格所有者のみがシッティングを担当する、ベビーシッターのマッチングサービスです。0歳から12歳までの子どもを対象としており、最大3名まで同時に預かれるため、兄弟のサポートが必要なときにもご利用いただけます。

イヤイヤ期の育児に疲れたとき、保育のプロに子どもを預けることで安心して自分の時間を過ごせたという方もいます。気力や体力が落ちきってしまう前に、キズナシッターにご相談ください。

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