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子どもにかかわる仕事

ベビーシッター持参のおもちゃに注意!安全と成長を促す選び方

ベビーシッターの方のなかには、シッティングでお子さま向けのおもちゃを持ち込んだことがあるという方も少なくないかもしれません。専門的な視点でおもちゃを選ぶことは、お子さまの成長を促すためにも非常に有効です。しかし、そこには思わぬトラブルや危険が潜んでいる可能性も。この記事では、ベビーシッターがシッティングにおもちゃを持ち込む際に、注意すべき点や大切にしたいことについて、詳しく解説します。

実際にこんなことが起こっています!

大人が考える以上に、お子さまは自由な発想でおもちゃを使う可能性があります。そのため、ベビーシッターが持参したおもちゃが思わぬトラブルや危険につながるケースもあるようです。

実際に起こったエピソードを紹介します。

【事例①】おもちゃの破損

1歳と3歳のお子さまのシッティングに、太鼓と木琴を持参しました。
バチで太鼓をたたいた際に、太鼓の皮の部分がやぶれて壊れてしまいました
安全な使い方をお伝えしていましたが、あっという間のできごとで、事前に防ぐことはできませんでした。

【事例②】インテリア用品の物損

わたしが持参した油性クレヨンをお子さまが投げてしまい、カーテンに色がついて取れなくなりました

これらのトラブルの背景には、目新しいおもちゃにお子さまの気分が高まり、約束どおりの扱い方ができなかったという状況があるようです。

【ベビーシッター必見】持参するおもちゃの確認ポイント

Aleksandr / stock.adobe.com

素材によっては、破損したおもちゃから出た破片や部品が、お子さまの目や口に入ったり、皮膚を傷つけてしまったりすることもあります。

たとえお子さまをしっかり見守っていたとしても、【事例】のような破損や物損を防げないことも起こり得るでしょう。しかしこれは、もしお子さまが叩く対象やものを投げた先にいたのが人だった場合には、ケガにつながる危険性があることと、本質的には同じことになります。

以下の点についてもう一度確認し、お子さまが楽しく安全にすごせるよう注意しましょう。

【持ち込んだおもちゃの使用について】

  • 対象年齢に合わせたおもちゃを持参する
  • きょうだい児のシッティングでは、環境設定やサポートを工夫する
  • お子さまがどのように遊ぶか、できるだけたくさんの姿を想定し、書き出しておく
  • 書き出したお子さまの姿に対して、それぞれの関わり方やサポートを考えておく

以上の点をクリアにすることで、お子さまの行動に柔軟に対応することができます。また、持ち込むおもちゃの素材や特性、遊び方については、毎回しっかりと教材研究するようにしましょう。

どんなおもちゃを選ぶ?着目すべきはお子さまの発達や興味関心

taka / stock.adobe.com

シッターは保護者さまに代わって、その専門性を生かしながらさまざまな経験をお子さまに提供する必要があります。そのためには、まずお子さまの発達状況や興味関心について知ることが大切です。

  • 家庭のなかでどのように生活しているか
  • お子さまが気に入っている持ち物やおもちゃのどのようなところに興味があり、それをどのように扱っているのか
  • お子さまのコミュニケーションや粗大運動、微細運動、ルールへの意識などの特徴

このようなお子さまの情報を知ることは、より最適なおもちゃ選びの入り口となります。「興味を引きやすい目新しいおもちゃ」に頼りすぎず、お預かりするお子さまが、成長につながるようなおもちゃと出会えるよう準備をしていきましょう。

保護者さまとのていねいな連携が信頼関係を築くカギ

kimi / stock.adobe.com

シッターがおもちゃを持ち込む場合は、必ず事前に保護者さまに承諾をいただき、ご希望をていねいにヒアリングしたうえで、ご要望に沿ったものを提供することも重要です。

保護者さまは、子どもにどんな経験や学びを与えたいか、どんなおもちゃや教材を提供してほしいか、さまざまな意見や感情を持っています。なかには、生活や教育方針により、おもちゃを持ち込むことに抵抗のあるご家庭もあります。

また、おもちゃを持ち込んで使用したのであれば、そのおもちゃに対して、

  • どのようにお子さまが遊んだのか
  • シッターがどのような関わりをしたのか
  • どのようなことが育まれたのか
  • どのような成長につながるのか

などを、十分に伝えることが大切です。

このような情報共有が、保護者さまの日々の子育ての悩みを解消したり、新しいおもちゃ選びの参考になったりと、ご家庭でのお子さまとの豊かな関わりにつながるきっかけになるかもしれません。

【注意】キズナシッターの保険対応について

キズナシッターでは、シッターが持ち込んだおもちゃなどが破損されたことでの保険申請は、原則承っておりません。

そのため、破損しては困るものは持ち込まないようにしましょう。また、シッターが持ち込んだものが起因となって起こったケガや物損などは、状況によってはシッターの責任が問われる可能性もあります。

持ち込みについては事前に保護者さまへ確認するとともに、自分が持参した持ち物は責任を持って取り扱うようにしましょう。

持参したおもちゃで楽しいシッティングを

folyphoto / stock.adobe.com

今回は、シッティングにおもちゃを持ち込むときに注意したいことについて、お伝えしました。

  • 破損やケガには十分気をつけ、事前のシミュレーションを行う
  • お子さまの発達を事前に確認し、それに応じたおもちゃを準備する
  • 保護者さまの希望に寄り添い、お子さまの遊びの振り返りを共有する

このようなシッティング前後の準備と連絡をていねいに行うことが、安心感と信頼感につながるでしょう。

シッターがお子さまに質の高い保育を提供し、保護者さまから信頼されるためには、持ち込むおもちゃの選び方はとても重要です。

それぞれのお子さまが、自分にぴったりなおもちゃと出会い、楽しく充実した時間をすごせるとよいですね。

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