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子どもにかかわる仕事

ベビーダンスアドバイザーとは?資格を取得するメリットや活かした働き方

ベビーダンスアドバイザーについて、どのような資格なのか知りたい方もいるのではないでしょうか。今回は、ベビーダンスアドバイザーとはどのような資格なのかや資格取得のメリット、資格を活かした働き方について日本ベビーダンス協会の資料をもとにご紹介します。

ベビーダンスアドバイザーの資格とは?

ベビーダンスと資格の概要に触れつつ、ダンスの様子や資格の取得方法をご紹介します。

ベビーダンスと資格の概要

まず、ベビーダンスとは、社交ダンスをルーツとして、赤ちゃんを抱っこしたまま音楽に合わせてステップを踏む、世界で初めてのセラピープログラムとして2007年に考案されました。子育て中のママやパパのストレスや運動不足解消以外にも、赤ちゃんや子どもとの関係性向上のスキンシップ方法として注目されているそうです。

また、ベビーダンスアドバイザーとは、ベビーダンスインストラクターとも呼ばれており、日本ベビーダンス協会の認定資格となります。赤ちゃんとよりよいコミュニケーションを取りたいママやパパに、ベビーダンスを指導する人のことを指すといわれています。

ダンスの様子

ベビーダンスは、社交ダンスをルーツに、小児科医師や産婦人科医師、理学療法士などの専門家監修のもと考案された、赤ちゃんを抱っこして行うダンスプログラムとされています。日常的な動作が中心でありながら、本格的な社交ダンスの要素も含んでいるため、ダンス未経験者も楽しく参加できるようです。

資格の取得方法

ベビーダンスアドバイザーになるためには、必要な養成講座を受講し、インストラクター認定試験に合格する必要があります。資格更新は1年単位です。育児中のママやパパを応援するため、オンラインや子ども同伴での受講も可能とされています。

出典:ベビーダンスインストラクター養成講座のご案内/一般社団法人日本ベビーダンス協会

ベビーダンスアドバイザーの資格を取得するメリット

stock.adobe.com/poko42

ベビーダンスアドバイザーの資格を検討している方のなかには、取得によって得られるよさを知りたい方もいるようです。資格取得のメリットをご紹介します。

円滑なコミュニケーション

まだ言葉でのコミュニケーションが難しい赤ちゃんと、心を通わせたいと考えたときは、大人の体と密着して踊るベビーダンスが役立つこともあるようです。音楽のリズムに合わせて、体を動かす楽しさを共有することで、緊張感がほぐれコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。

子どもの健やかな育ち

資格を取得し親子にベビーダンスの楽しさを伝える側になることで、子どもたちの好奇心や活発な体の動きなど、子どもの健やかな育ちのサポートができるでしょう。ベビーダンスアドバイザーとして、赤ちゃんや子どもたちの育ちに直接関わっていけるのも、魅力のひとつとされているようです。

育児参加のサポート

ベビーダンスは、厚生労働省の「イクメンプロジェクト推進チーム・イクメンサポーター」に認定されており、パパたちの育児参加をサポートする活動としても注目されています。「どのように赤ちゃんと触れあったらよいかわからない」といった悩みをもつパパやママの力になりたいと感じたときに、実践力のあるベビーダンスを指導できることで、サポートがしやすくなるでしょう。

出典:男性の育休に取り組むイクメンサポーター宣言・イクメンサポーター活動/厚生労働省

仕事の幅の広がり

ベビーダンスアドバイザーの資格を取得すれば、子育て支援やイベントなどを通してベビーダンスの楽しさを第3者に伝えることも可能となります。普段のお仕事で、子育て中のママやパパに関わる機会が多い方の場合には、資格を活かした取り組みもしやすくなるかもしれません。

資格を活かした働き方

stock.adobe.com/taka

ベビーダンスアドバイザーの資格をお仕事に活かしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。どのような働き方ができるのかいっしょに見ていきましょう。

ベビーダンスインストラクター

ベビーダンスアドバイザーの資格を取得すると、個人事業主としてインストラクター業を開始できます。活動内容は多岐にわたりますが、教室の運営やイベントの講師などの取り組みも可能でしょう。

ベビーダンスアドバイザーとしてライセンス登録されると、事務局による保険の加入や定期的な勉強会によるスキルアップなどにも参加できるため、個人での活動もしやすいようです。

保育士

保育士は、普段のお仕事で乳幼児の親子と関わりが多いため、ベビーダンスアドバイザーの資格を活かした取り組みがしやすいかもしれません。赤ちゃんクラスの参観日にベビーダンスを取り入れた保護者参加型の活動を行ったり、保護者支援の取り組みとしてベビーダンス講座を開いたりと、資格を活かしたさまざまなアプローチができるでしょう。

ベビーシッター

ベビーシッターのお仕事の対象は、主に0歳から12歳の子どもとその保護者となります。そのため、赤ちゃんや子どもとのコミュニケーションツールとして、ベビーダンスを取り入れられるかもしれません。

ほかには、育児参加に悩むママやパパに、「抱っこ紐を取り入れたベビーダンスを通じた、親子の信頼関係づくりのサポートも」といった、自身のアピールポイントを増やしていくことも可能でしょう。

ベビーダンスアドバイザーを仕事に活かそう

ベビーダンスアドバイザーとは、日本ベビーダンス協会の認定資格となり、赤ちゃんを抱っこして行うベビーダンスを指導する人のことを指すそうです。資格取得のメリットは、赤ちゃんとの円滑なコミュニケーションを取りやすくなること以外にも、子どもの健やかな育ちに関わり、育児参加のサポートができることのようです。資格を取得することで、自身の仕事の幅を広げるきっかけにもなるため、自分らしい働き方をしたいときに活かしていけるとよいですね。

保育士や看護師の資格を活かして「キズナシッター」も

ベビーダンスアドバイザーの資格に興味のある方のなかには、赤ちゃんや子どもと関わる仕事をもっと充実させたいと考えている方もいるようです。資格や経験を活かした仕事を考えている場合には、「キズナシッター」を検討してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターとは、子どもを預けたい利用者とベビーシッターとして働きたい方の出会いの場を提供するマッチングサービスです。保育士や幼稚園教諭、看護師資格を所有する方のみが登録できます。

利用者と子どもとの関わりをサポートしたり、一人ひとりの子どもの育ちに関われることにやりがいを感じることでしょう。副業としての登録も可能なため、仕事の幅を広げたいと感じたときにも「キズナシッター」をご検討ください。

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