子どもにかかわる仕事

子ども観とは。考えるときに大切にしたいことや活かせる職業

子ども観とはどのようなことを指すのでしょうか。子どもと関わる仕事を目指す方のなかには、子ども観を考えるときに意識したいことを知りたい方もいるようです。子ども観の概要に触れつつ、子ども観を考えるときに大切にしたいことや子ども観を活かせる職業についてご紹介します。

子ども観とは

子ども観とは、子どもをどのような存在として捉えるのかという考え方のことを指すといわれています。子ども観は絶対に〇〇であるべきといったものではなく、さまざまな形があり、子どもと関わる保育士や教師などの数だけあると考えられているそうです。

なお、子ども観と同じような言葉に「保育観」があります。子ども観が、子どもをどのように捉えるかという視点であるのに対し、保育観は、子どもの成長や発達を促すために何を大切にしていくべきかという視点となるとされています。

子ども観は、子どもと関わる仕事を行う際の大事な視点となるため、子ども観を考えるときに意識したいことについて考えていきましょう。

子ども観を考えるときに大切にしたいこと

子ども観を捉えていくときには、実際の子どもの姿から学んでいくことが大切になるでしょう。子ども観を考えるときに大切にしたい視点をご紹介します。

ありのままを受け止める

子ども観を考える際に大切にしたいことは、まず目の前にいる子どもの「ありのままを受け止めること」といわれています。

仕事を進めていく上で、自分自身の経験や価値観のみで、子どものよいところや苦手な部分、対応方法などを探る場合があるかもしれません。しかしそれでは、自分自身のものさしでしか子どもを見ていないことになるでしょう。

目の前の子どもを知るためには、ありのままを受け止め、「何をしたいのか」「どんな気持ちなのか」模索していくことが大切になるとされているそうです。

子どもを観察する

次に、「子どもを観察する」ことを意識していくとよいでしょう。観察する際、注意するべきこととして、ただ一方的に観察するだけでは、生きた子どもの姿や心の変化までを感じ取るのは難しいとされています。

観察するときに大切なことは、子どもと行動を共有しながら心を通い合わせ、つながることが重要といわれています。子どもを対象として見るのではなく、子どもが見ている世界を子どもの側から共に見たり感じたりすることで、はじめて子ども自身を知るきっかけにつながるでしょう。

子どもに寄り添う

最後に、「子どもに寄り添う」ことを意識してみてはいかがでしょうか。子どものありのままを受け止め、心を通わせていくなかで、見えてきた子どもの願いや思いを、自身の子ども観につなげられるとよさそうです。

子どもの姿を捉えられるようになると、遊びや環境はどうあるべきか、どのようにサポートしていくべきかも見えてくるかもしれません。目の前の子どもに寄り添い、試行錯誤していくことが子どもの心に近づく一歩となるでしょう。

子ども観を活かせる職業

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子どもに関わる仕事に興味をもち、職業に取り入れたいと考える方もいるようです。子ども観を活かせるような職業についてご紹介します。

保育士

保育士は0歳から小学校就学前の子どもの保育を行うお仕事です。子どもたちの生活全般のお世話をしながら、食事、排泄、衣服の着脱など基本的な生活習慣を身につけられるよう援助をします。

また、集団生活や遊びを通して社会性を身につけられるようサポートすることもあるでしょう。この仕事のやりがいは、子どもと密接に関わるなかで「昨日できなかったことをできるようになった」「興味のもったことを存分に楽しめていた」など成長を間近に感じられることでしょう。

子どもたちと心を通わせ、サポートできることがモチベーションへとつながっていくようです。

幼稚園教諭

幼稚園教諭は、主に満3歳から小学校就学前の子どもの教育・保育を行います。保育園と同様に、遊びや集団生活のなかで、さまざまな学びをサポートすることが幼稚園教諭のお仕事です。

この仕事のやりがいは、保育士と重なる部分もありますが、運動会など子どもと作り上げていく行事が、成功したときには達成感を感じられることでしょう。幼児期の保育は、日々の心の関わりが重要なため、心を通わせられたと感じたときにやりがいを見出すこともあるかもしれません。

小学校教諭

小学校教諭は、小学校に就学した子どもの教育を行います。国語や算数などの各教科を教える以外にも、ホームルームや求職など学校生活全般において指導やサポートをすることが、お仕事の中心となるでしょう。

この仕事のやりがいは、社会生活を学ぶ大事な時期であるため、子ども一人ひとりの個性に寄り添いサポートするなかで、子どもたちの成長を感じ取れること。また、クラスの担任として、子どもたちといっしょにクラスや思い出を作り上げていくことは、学びや成長を感じるきっかけにもなるでしょう。

学童保育のスタッフ

学童保育のスタッフは、子どもが小学校の授業を終えた後に過ごす学童施設において、子どもたちをサポートするお仕事です。近年では共働き家庭が増えていることから、各地域に学童クラブの存在は不可欠になってきているでしょう。

この仕事のやりがいは、長い目で子どもの将来を支えていると感じることといわれています。働く保護者にとっても、大きな存在として必要とされていることを実感できることでしょう。

ベビーシッター

ベビーシッターは、0歳から12歳の子どもを対象に、依頼された場所に出向き保育を行うお仕事です。利用者の自宅でのシッティングが中心となるため、子どもの身の回りのお世話や、遊び相手になることが多いとされています。

サービスによっては、幼稚園や習い事教室などへの送迎や、宿題を見てあげることもあるそうです。この仕事のやりがいは、一人の子どもとじっくり関わり、子どもの興味や関心事に応じたサポートの工夫により、子どもが満足感をもってくれることでしょう。

子どもと関わる仕事をするときは子ども観を意識してみよう

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子ども観とは、子どもをどのような存在として捉えるのかという考え方のことを指すそうです。子ども観を考えるときには、子どものありのままを受け止め、観察しながら寄り添うことが大切になるでしょう。

子ども観を活かせる職業として、保育士や小学校教諭、ベビーシッターなどがありました。子どもと関わる職業を考えるときには、子ども観を意識しながら保育や教育をしていけるとよいですね。

「キズナシッター」という働き方も選択肢に

子ども観を意識して仕事をしたいと考えている方のなかには、「子ども一人ひとりに寄り添って丁寧に関わりたい」という方もいるようです。一人ひとりとの関わりを大切にしたい場合には、「キズナシッター」を検討してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、ベビーシッターのマッチングサービスです。保育士や幼稚園教諭、看護師の資格を持っている方のみが登録できるため、資格を活かした働き方ができるのも魅力のひとつでしょう。

働く時間は自分自身で設定ができるため、自分のライフワークバランスを意識しながら仕事が行えるでしょう。自身の子ども観を大切にして、仕事をしたいときにはキズナシッターを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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