シッターさん172人に「保育の質」について大調査!98.8%が「ベビーシッター業の社会的意義がある」と回答

シッターの仕事にやりがいを感じている割合は全体の97%!
まずは、現在のシッターの仕事にやりがいを感じているかご質問しました。
調査の結果、全体の97%の人がやりがいを感じていると回答。
「非常にやりがいを感じている」と回答した人が58.1%と過半数を占め、「ある程度やりがいを感じている」人も39%とやりがいを感じており、シッターの仕事は高いモチベーションを持って取り組める職業であることがわかります。
保護者と子どもと密に関わることができることが、やりがいを感じるポイントに
やりがいを感じる理由としては、「保護者のサポートができる点(33.1%)」や「子どもの成長に関わることができること(25%)」などが挙げられました。
また、「自分のスキルや経験を活かせる(18%)」、「自分のスケジュールに合わせて働ける(18.6%)」といった意見も。
保育園では多くの子どもを同時に見る必要があり、園児や保護者と深く関わる時間が限られますが、シッターは、一人ひとりに寄り添い、より密接なサポートができ、保護者と直接コミュニケーションを取りながら支援できるのでやりがいを感じられるのかもしれませんね。
シッター業に社会的意義を感じていると98.8%が回答
続いて、「シッター業に社会的意義があると感じるか」について質問をしました。
結果、全体の 98.8%のシッターさんが、この仕事における社会的意義を感じていると回答しました。
内訳としては「とても意義があると思う(83.7%)」「ある程度意義があると思う(15.1% )」という結果になり、多くの方がこの仕事に強い意義を感じていることが分かりました。
社会的意義があると感じている理由は子どもだけでなく、保護者へのサポートや社会の課題解決にも関わる重要な職業のため
社会的意義があると感じた理由として「子育て家庭の負担を減らせるから(67.4%)」。
共働き世帯の増加にともない、育児と仕事の両立に課題を抱える家庭が多く、その負担を軽減できることが大きな魅力と考えているシッターさんが多いことが分かります。
次に多かったのは「子どもの成長に寄与できるから(10.5%)」と「社会全体の労働力を支える役割があるから(10.5%)」という回答でした。
この仕事を通じて、子ども一人ひとりの成長に寄り添えることや、子育て世代が安心して働ける環境を提供できることが、シッターさん自身の高いモチベーションとなっているようです。
また「仕事としての専門性が高いと感じるから(9.3%)」という回答もあり、ベビーシッターという仕事が「子どものお世話」にとどまらず、保護者へのサポートや社会の課題解決にも関わる重要な職業と捉えられていることがうかがえました。
「保育の質」向上のために今後獲得したいスキルは発達心理学や子どもの成長に関する知識
今回のアンケートでは「シッターとして働く上で、保育の質を高めるために重要だと感じる要素」についても調査しました。
保育の質を高めるために最も重視されているのは「専門的な研修の充実」(76.2%)、次いで「経験を積む機会」(69.2%)、「保護者とのコミュニケーションの向上」(66.3%)が上位にあげられました。専門知識や技術の継続的な習得、実践を通じたスキル向上、そして保護者との信頼関係構築を業務の中で大切にしていることがわかります。
さらに、「事故防止や安全対策の強化」(57.6%)、「他のシッターとの情報共有」(50.6%)も重視されており、安全な保育環境の提供やシッターさん同士の連携も必要と捉えられています。
「保育の質」向上のために今後獲得したいスキルは発達心理学や子どもの成長に関する知識
保育の現場ですぐに使えることができる「発達心理学や子どもの成長に関する知識(48.8%)」が全体の約半数近く回答されていることから、子どもの成長に対して最新知識にアップデートしていく意識の高さが見てとれると言えるでしょう。
次いで、「応急処置や事故防止に関する知識(19.1%)」も支持を集めました。
このような事故防止や応急処置のスキル向上を望む声からは、保育の現場で「いざという場面」での対応力、安全管理などを重視していることがうかがえます。
ほかにも「特別な支援が必要な子どもへの対応方法(15.1%)」への関心も高く、保育現場での課題やトレンド・傾向にも積極的に情報を収集している柔軟性が感じられます。
「保育の質向上」のため、KIDSNAシッターがいま必要と感じていることは?
今回のアンケート調査では、自由記述による「保育の質向上のために、今後、こども家庭庁に期待する施策があれば教えてください」という設問も用意し、シッターさんたちが保育の現場で日ごろ感じていることについての声を届けてもらいました。ここではその一部を紹介します。
国や自治体の施策・制度について
保育現場の改善・保育士の労働環境について
研修・講習について
KIDSNAシッターとして働く魅力は「自由度が高い」「研修・サポートが充実」
今回のアンケートでは「KIDSNAシッターとして働く魅力」についても調査しました。
働く魅力として、最も多く回答されたのは「働く時間や日数を自分で決められる(88.3%)」でした。
次いで「やりがいのある仕事を自分のペースでできる(5.2%)」「収入を自分のスキルや稼働時間に応じて調整できる(5.2%)」という回答とあり、時間を自分で自由に選べる働き方の柔軟性や収入の調整ができる点が支持されています。
KIDSNAシッターとしての働き方は、就業時間の自由度が特に魅力のようです。
研修・サポート制度について
KIDSNAシッターの研修制度やサポート体制については、以下のような回答が得られました。
研修に関して「ある程度充実していると思う(54.6%)」「充実していると思う(17.4%)」と、併せて72%のシッターさんが研修やサポート体制に満足していることが分かりました。
一方で「もっと研修の機会がほしい(23.2%)」「研修やサポートが足りないと感じる(4.6%)」という意見もあり、さらなる研修の充実を求める声も一定数存在しています。先述した保育の質で獲得したいスキルとして「発達心理学や子どもの成長に関する知識」が多く挙げられているように、シッター業務に意識を持って取り組んでいるシッターさんが多いが故であることが分かります。
KIDSNAシッターなら「保育の質」を高めながら理想の働き方が叶う
今回の登録シッターさんへの調査を通じて、KIDSNAシッターとして働くベビーシッターが感じる「保育の質」や業界の課題が浮き彫りになりました。
多くのシッターさんが、やりがいを感じながらも、収入の安定性や研修の充実を求めていることが分かりました。また、子ども家庭庁の施策や国の支援制度に対しても、さらなる改善を望む声が寄せられています。
KIDSNAシッターでは、働く時間の自由度が高く、保護者と密に関われる魅力がある一方で、スキルアップや社会的な認知度の向上が今後の課題と言えるでしょう。
保育士や幼稚園教諭、看護師などの資格を持ち、より個別に寄り添った保育をしたいと考えている方にとって、KIDSNAシッターはやりがいを感じられるステージとなるかもしれません。
ぜひ、これからの選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
KIDSNAシッターで働くには
KIDSNAシッターでお仕事を始めるには、KIDSNAシッターのアプリを登録いただき、オンラインでの登録会へご参加いただくだけで、すぐにお仕事を始めることができます。
登録会はオンライン面談ツールを用いて行いますので、パソコンやスマートフォンでご自宅からご参加いただけますよ。
登録が完了しましたら、KIDSNAシッターとしてのお仕事がスタート!
登録からお仕事をはじめるまでの詳しいフローは、以下のリンクからチェックしてみてくださいね。
登録料・年会費は無料です。
本調査はKIDSNAシッターを運営する株式会社ネクストビートが、弊社サービスに登録済みのベビーシッターさんに独自に実施したアンケート結果にもとづいて分析・集計を行いました。
【実施概要】
・アンケート作成:株式会社ネクストビート
・実施期間:2025年2月10日~2025年2月14日
・実施形態:メーリングリストにて配信・任意回答
【調査概要】
性別 女性:166名/男性:6名 男女計:172名
年齢 20代:20名/30代:57名/40代:49名/50代:38名/60代以上:7名
経験年数 10年以上:96名/3年以上~5年未満:13名/5年以上~10年未満:37名/1年以上~3年未満:17名/1年未満:9名