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子どもにかかわる仕事

乳児保育における個別保育とは。保育士側が感じる魅力と職業の種類

乳児保育のひとつの保育方法として、個別保育が気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、乳児保育と個別保育の特徴や魅力、2つを掛け合わせた仕事について厚生労働省の資料をもとにご紹介します。

乳児保育と個別保育

乳児保育と個別保育、それぞれの特徴をご紹介します。

乳児保育とは

乳児保育は、0歳の赤ちゃんと1歳や2歳の子どもを保育することを指すようです。児童福祉法により、「乳児」とは「1歳未満」の赤ちゃんとされていますが、保育園等では、3歳以上の子どもたちに対する保育と区別するため0歳、1歳、2歳児を「乳児クラス」と呼ぶことが少なくありません。

 

国は、0歳児の場合は乳児3人に対して保育士1人を、1歳児と2歳児の場合は乳児6人に対して保育士1人を配置するよう、職員配置基準を定めています。

自治体や園によっては、この基準以上の保育士人数を配置している場合もあるかもしれません。乳児クラスの中で、複数の赤ちゃんや子どもに対して必要な保育業務を行うことを、乳児保育と呼んでいるようです。

個別保育とは

個別保育とは、一般的に乳児クラスの年齢の赤ちゃんや子どもに対して、個別に保育を行うこととされています。保育士が一人ひとりに寄り添い、成長を見守ることが特徴といえるでしょう。

保育中に、「ママ・パパたちと子ども」に近い状態で赤ちゃんや子どもと関わりたいと考える方には向いているかもしれません。

乳児保育における個別保育の魅力

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乳児保育における個別保育にはどのような魅力があるのでしょうか。乳児保育と個別保育の掛け合わせならではの魅力をご紹介します。

深い関わり方

乳児期にマンツーマンの保育を行うことで、赤ちゃんや子どもと深く関われることは大きな魅力といえそうです。1人ひとりをよく観察することで、赤ちゃんの様子の変化にすぐ気づいたり、子どもが求めているものがわかったりするかもしれません。

決まった保育士の方がじっくりと関わることで、赤ちゃんや子どもの安心感にもつながりそうです。

様子に合わせた対応

乳児期の個別保育では、赤ちゃんや子どもがやりたいことや、興味に合わせた保育が実践しやすいといえるでしょう。自分の好きな遊びができることで、赤ちゃんや子どもの心も満たされるのではないでしょうか。

製作や室内ゲームなどで補助が必要なときには、保育士のスキルを活かして適切なサポートをするなど、1人ひとりの様子に合わせた対応ができるかもしれません。

向き合う充実感

赤ちゃんや子どもだけでなく、ママ・パパたちと向き合う充実感も乳児期における個別保育の魅力といえるでしょう。ママ・パパたちとも個別に向き合うことで、子どもの姿を共有しやすいかもしれません。

事前に子どもの様子をヒアリングしておけば、普段の親子の関わりに近い状態で赤ちゃんや子どもと向き合うこともできそうです。

乳児保育と個別保育を掛け合わせた仕事

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乳児保育と個別保育を掛け合わせた仕事の例をご紹介します。

保育ママ

厚生労働省の資料によると、保育ママは自宅で少人数の乳幼児を預かって保育を行う者の総称とされています。呼び方は地域によってさまざまで、「家庭福祉員」や「家庭保育室」という場合もあるようです。

0歳から2歳の赤ちゃんや子どもを対象としており、1名の保育士に対して定員が2人から3名の個別または少人数保育となります。そのため、1人ひとりに対応した保育がしやすいといった特徴があるといえるでしょう。

居住型訪問保育

厚生労働省の資料によると、居宅訪問型保育は保育を必要とする乳幼児の居宅において、家庭的保育者による保育を行う事業とされています。

原則として0歳から2歳の赤ちゃんや子どもを対象としており、1名の保育士に対して乳児1人という職員配置を基準としています。障がい児を保育する場合は、専門的な支援が受けられる連携施設の確保が必要となるようです。

ベビーシッターサービス

ベビーシッターサービスは、保護者の依頼を受け、おおむね0歳の赤ちゃんから12歳の子どものいる自宅で保育を代行する仕事のようです。業務内容は遊びの補助を始め、保育園や習い事の教室への送迎、食事と排せつの介助など多岐にわたるでしょう。

ベビーシッター会社に就職する他には、個人事業主として起業する方やベビーシッター会社のマッチングサービスに登録する方など、さまざまな働き方を選択しやすいことが特徴です。預かる子どもの人数の上限を自分で決められる場合もあるそうなので、個別保育のみを希望することもできるでしょう。

乳児保育と個別保育はそれぞれの魅力の掛け合わせ

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乳児保育における個別保育には、一人ひとりの赤ちゃんや子どもと関わり方を深めやすいといった特徴があります。マンツーマンで向き合う保育ならではの、集団保育とは違った充実感を感じる方もいるようです。2つの魅力を掛け合わせた仕事として、保育ママやベビーシッターサービスなどもあるそうなので、自分の実践したい保育へのイメージを膨らませるとよいですね。

個別保育も実践しやすい「キズナシッター」

保育士資格を所有している方のなかには、「保育園以外で働いてみたい」「個別保育で子どもとじっくり関わってみたい」と考える方もいるようです。資格や経験を活かした働き方のひとつとして、「キズナシッター」に登録してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、赤ちゃんや子どもを預けたい家庭とベビーシッターの方をつなぐマッチングサービスです。キズナシッターには、幼稚園教諭や保育士、看護師いずれかの資格所有者のみが登録しています。

働く時間帯や地域、預かる子どもの年齢や人数は自分で決めることができるため、個別保育が実践しやすいと登録する方からも好評です。ベビーシッター登録会にエントリーするところから始めてみてはいかがでしょうか。

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