ベビーシッター利用時に補助金や助成金がもらえる?国や東京都、自治体の支援制度を紹介
■目次
ベビーシッターの利用時に使える補助金や助成金制度
ベビーシッターを利用する際、補助金や助成金を活用できることはご存じですか。
国や自治体からの補助を受けることで、費用を抑えてベビーシッターに子どもを預けることができます。
子育て中のママやパパにとってはうれしい制度ですよね。
国や自治体の補助金・助成金制度を知り、シッティング利用時に有効活用しましょう。
【国の補助金・助成制度】ベビーシッター派遣事業割引券
ベビーシッター派遣事業割引券とは、国の「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」に基づく公的な制度です。
「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」の承認事業主となる企業が従業員に配布し、従業員がベビーシッターを利用した際に使用できる割引券になります。
割引額
割引上限額は1日1人4400円(2200円×2枚)です。1家庭、月24枚52800円の補助が受けられます。
また、双子や三つ子など多胎児の場合、双子なら1日9000円、多胎児3人以上なら18000円が上限となります。
兄弟や姉妹が複数いる場合は、対象の子どもの人数分の割引が受けられます。
助成対象
助成対象は、承認事業主となる企業に勤めている従業員の乳幼児または小学3年生までの子どもです。
また、障がいなどを理由にお世話が必要な子どもは小学6年生までが対象となります。
利用可能なシーン
利用可能なシーンは、家庭内における保育や自宅と保育施設の送迎などに限られます。
習い事への送り迎えなどは対象外となるので、注意しましょう。
利用手順
実際にベビーシッター派遣事業割引券を利用する場合の手順を紹介します。
1.勤務先にベビーシッター派遣事業割引券の使用の有無を確認する
2.ベビーシッター会社を選ぶ
3.ベビーシッター派遣事業割引券を使い、ベビーシッターサービスを利用する
ベビーシッター派遣事業割引券を利用する場合、勤務先が「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」の承認事業主である必要があります。
まず、ベビーシッター派遣事業割引券の使用の有無の確認後、割引券が使えるベビーシッター会社を選びましょう。
全てのベビーシッターサービス会社を利用できるわけではないため、全国保育サービス協会のホームページで該当事業者かどうか確認が必要です。
なお、当社が運営するベビーシッターマッチングサービス「KIDSNAシッター」についても、ベビーシッター派遣事業割引券の取扱事業者です。
インターネットを通じてベビーシッターの写真や保育経験、対応可能なスケジュールなどを確認することができるため、条件に合うベビーシッターが見つかればスピーディーに依頼することが可能です。
勤務先がベビーシッター派遣事業割引券の承認事業主ではない場合も、福利厚生の一環として導入してもらえるようにKIDSNAシッターがお勤め先のご担当者様へご連絡いたします。※お名前を伏せてご案内も可能ですのでご安心ください。
お気軽にこちらのお問い合わせフォームからご相談ください。
【自治体の補助金・助成制度】東京都のベビーシッター利用支援事業
東京都は独自に「ベビーシッター利用支援事業」を展開しています。
待機児童向けと一時預かり向けの2つの種類があります。
対象
【待機児童向け】
- 保育所などに入所できなかった0~5歳児クラスに相当する待機児童
- 0歳児で保育所などへの入所申込みをせず、1年間の育児休業を満了後、子どもの1歳の誕生日から復職予定の保護者の子ども
- 夜間帯保育を必要とする子ども
【一時預かり向け】
- 日常生活の中で突発的な事情や社会参加などにより、一時的に保育を必要とする未就学児※
- 保護者とベビーシッターによる共同保育を必要とする方
※学童クラブ待機児童対策計画を策定した区市町村は小学3年生までが対象
対象者の要件は市や区ごとに違いがあるため、お住まいの役所に確認する必要があります。
利用料金
【待機児童向け】
東京都の認定を受けた認可外のベビーシッター事業者を1時間150円(税込)で利用できます。
【一時預かり向け】
料金は市や区により異なりますが、日中利用(午前7時~午後10時)であれば1時間2500円が上限、夜間利用(午後10時~午前7時)であれば1時間あたり3500円を上限に利用できる場合が多いようです。
その他にも、東京都の市や区によって独自に育児支援を行なっているケースがあります。
<東京都港区>
東京都港区では、妊娠中や出産後、家事や育児が難しい方などに、ベビーシッターのシッティングや家事支援を低価格で利用できる産前産後家事・育児支援サービスを導入しています。
【対象】
- 妊婦~3歳児未満子どもがいる家庭
- ベビーシッター(産後ドゥーラという支援員)を頼む場合は、妊娠中及び出産後7カ月になる前日まで
家事支援の場合は2時間1500円から利用できるようです。
ベビーシッター(産後ドゥーラという支援員)にシッティングを頼む場合は、2時間2000円から利用可能です。多胎妊娠の場合はさらに低価格で利用できます。
<東京都調布市>
東京都調布市では、ベビーシッターのシッティングや家事支援を補助する取り組みが行なわれています。
【対象】
- ベビーシッターのシッティングを頼む場合は、利用日時点で市内に住所を有する小学校3年生までの児童がいる家庭
- 家事支援を頼む場合は、利用日時点で市内に住所を有する1歳未満の児童がいる家庭
【補助金額】
- 事業者に支払った助成対象サービス利用料の2分の1
※一家庭につき、一年度(4月から翌年3月)当たり28000円が限度
※小学校3年生までの児童が3人以上いる家庭は、一年度48000円が限度
※多胎児家庭については、小学校3年生までの双子がいる場合、一年度48000円を限度とし、以降一子増えるごとに2万円加算
なお、当社が運営する「KIDSNAシッター」は、調布市の助成制度の対象となっているシッティングサービスである、上記の補助を受けることが可能です。詳細につきましてはこちらをご覧ください。
この他にも、ベビーシッター利用に関する自治体独自の補助金や助成金制度が定期的に発表されています。お住まいの自治体の支援制度を定期的に調べるようにするとよいかもしれません。
出典:東京都
出典:東京都港区
出典:東京都調布市
補助金や助成金を調べてベビーシッターを上手に活用しよう
ベビーシッターを利用した際に、国や自治体の補助金や助成金が活用できる場合があります。
特に国の補助金・助成金制度である「ベビーシッター派遣事業割引券」は、1日4400円の割引が受けられるため、費用を抑えてシッティングを依頼することができます。
ベビーシッター派遣事業割引券の利用を考えている方は当社KIDSNAシッターのシッティングの利用をご検討ください。
KIDSNAシッターは、0歳から12歳の赤ちゃんや子どもを対象にしたベビーシッターのマッチングサービスです。シッティングを担当する方は、保育士や幼稚園教諭または看護師いずれかの国家資格を100%持っているため、安心してお子様を預けられると好評です。
また、勤務先がベビーシッター派遣事業割引券の承認事業主ではない場合も、以下のフォームから気軽にお問い合わせください。勤務先への導入のサポートをさせていただきます。
KIDSNAシッターのご利用方法
ご利用の流れ
KIDSNAシッターのアプリより、保護者さまとお子さまの情報を登録します。事務局で確認後、審査結果をメール通知します。審査が完了したらシッターへの依頼ができるようになります。
シッター探し
審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。
面談依頼を送る
面談依頼を
送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。
- 面談依頼を送るとメッセージのやりとりが可能になります。
シッティング依頼を送る
シッティング
依頼を送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。
面談・シッティング当日
当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。
完了後の決済/レビュー
面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
レビュー投稿にも是非ご協力ください。