将来的に紙の健康保険証が廃止され、マイナ保険証へと一本化される方針が国から示されております。

それに伴い、シッティング中に万が一お子さまが怪我をされた際などの、医療機関での手続き方法について、変更点がございます。

これまでは、保護者さまからお子さまの健康保険証の原本をお預かりし、シッターが医療機関に持参して受付を行うケースがあったかと思います。

しかし、マイナ保険証は暗証番号が必要となるため、他人が代わりに利用することはできません。

そこで、万が一の事態に備え、以下の2つの方法がデジタル庁と厚生労働より明示されております。

ご依頼を受ける保護者さまと、事前に対応方法について、ご確認と準備を進めていただけますよう、お声がけをお願いいたします。

▼デジタル庁からの案内

https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/0e218084-72ad-4fa1-b216-95a00e97993b/6a4b32a0/20250326_mynumber_insurance-card_outline_01.pdf

▼厚生労働省からの案内

https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/001402793.pdf

①健康保険証情報提供カードの準備

保護者さまからお子さまの「健康保険証情報提供カード」（紙に情報を記入したもの）を受け取り、通院時に携帯してください。

このカードには、お子さまの氏名、生年月日、住所、保険者番号、記号・番号などが記載されています。

このカードを提示することで、医療機関がオンラインで保険情報を確認できるようになります。

②医療保険被保険者証情報が確認できる画像データの準備

保護者さまからお子さまの健康保険証情報の画像データ（例：スマートフォンのスクリーンショットなど）をアプリ上のメッセージで受け取ってください。

医療機関の窓口でこの画像を提示することで、オンラインで保険情報が確認できるようになります。

どちらの方法で準備していただくか、必ず事前に保護者さまとご相談ください。

これらの準備をしておくことで、万が一の事態でもスムーズに受診でき、お子さまの安全を守ることができます。

今後とも、安全で質の高いシッティングサービスの提供にご協力をお願いいたします。