保育・保活

一時預かりを利用するときの不安。子どもを預ける場所の種類や具体的な活用例

子どもを一時的に預ける場所について知りたい方もいるのではないでしょうか。預けたい理由に応じて、どんな預け先があるのかわからない方もいるかもしれません。そこで今回は、一時預かりを利用するときの不安に触れるとともに、子どもを一時的に預ける場所の種類や、具体的なシーンに応じた活用内容をママやパパの体験談を交えてご紹介します。

一時預かりを利用するときの不安に感じたこと

ママ・パパたちに一時預かりを利用するときに感じた不安について聞いてみました。

「初めて一時預かりを利用したときは、子どもが楽しく過ごしてくれるか不安な気持ちでいっぱいだったことを覚えています。帰宅後は、スキンシップを取りながらゆっくり過ごせるように心がけました」(20代/1歳児のママ)

「一時預かりを利用したいときに、どのようなサービスがあるのかわからず不安だったので、自治体の子育て支援の相談窓口を利用しました。利用したい内容に合わせて、どのようなサービスがあるのか教えてもらえたので参考になりました」(30代/10カ月の赤ちゃんと3歳児のパパ)

子どもが楽しく過ごせるのかや、一時預かりにはどのような種類があるのか不安に感じる方がいるようです。他には、一時預かりを利用する場合には、実際に施設やサービスを親子で利用して、安心して過ごせる場所なのか確認してから利用したとの声も聞かれました。

子どもを一時的に預ける場所の種類

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子育てをするなかで、「子どもを短時間預けたい」「数日間だけ宿泊付きでお願いしたい」など、一時的に子どもを預けられる場所について知りたい方もいるかもしれません。子どもを一時的に預けられる場所の種類についてご紹介します。

保育園の一時預かり

保育園の一時預かりは、保護者の冠婚葬祭の出席や通院、リフレッシュなどを理由に、保育の必要のある乳幼児を、昼間の時間帯に認定こども園や保育園などにおいて一時的に預かるサービスです。日常的に保育園を利用している園児は対象外となります。保育園によっては、夜間の一時預かりに対応している場合もあるそうです。利用には、事前登録や事前予約が必要になる場合があるため、利用を検討しているときは、早めに詳細を確認しておくことが大切でしょう。

ファミリー・サポート・センター

ファミリー・サポート・センターとは、自治体が運営する地域の相互支援事業です。子育ての支援を受けたい方と提供したい方がそれぞれ会員になり、依頼に合わせてセンターの職員がマッチングを行なうしくみとなります。利用例としては、子どもの送迎や預かりなどの依頼に対応しているようです。

利用するためには、住んでいる自治体の会員登録が必要となり、利用前には事前の打ち合わせも行われるそうです。料金は自治体によって異なりますが、1時間500円から1000円ほどの場合が多く、平日や休日によって料金が異なったり、早朝や夕方以降の時間帯は料金が上がったりする自治体もあります。

出典:ファミリー・サポート・センターのご案内/厚生労働省

ベビーシッターサービス

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ベビーシッターサービスとは、主に自宅などで保護者が不在のときに、子どものお世話をしてくれるサービスです。対象となる年齢は、おおむね0歳から12歳です。預かりの内容は、マンツーマンの保育となるため、保護者の要望にあわせて、子どもの様子や興味に応じて柔軟に対応が可能となり、ベビーシッター会社によってサービス内容もさまざまのようです。

料金は、依頼するベビーシッター会社によって異なり、基本料金が1時間いくらと決まっているところや、数時間のパック料金となっているところもあるそうです。子どもを1時間預けたときにかかる料金の相場は、1000円から4000円程と幅広いです。また、ベビーシッター会社に登録をして利用する場合には、基本料金とは別に、入会金や年会費がかかる場合もあるようです。子どもの年齢や、依頼する時間帯に応じてオプション料金がかかる場合もあるため、利用する前には詳細を確認しておくと安心かもしれません。

出典:ベビーシッターなどを利用するときの留意点/厚生労働省

ショートステイ

ショートスティとは、子育て中の保護者が、病気・出産等のため一時的に子どもの養育ができず、宿泊または日帰りの保育が必要になったときに、施設で子どもを預かる事業です。料金は自治体によって大きく異なり、1泊3000円から6000円程度で、食事代が別途かかることもあるようです。また、利用できる子どもの年齢や預けられる期間は、自治体によって異なるため、利用を検討する場合には事前に確認をすることが大切でしょう。

トワイライトステイ

トワイライトステイとは、親の仕事の都合により、夕方から夜間にかけて家庭で子どもの保育ができないときに、施設で数時間子どもを預かる事業です。利用料金とは別に、送迎料がかかりますが、保育園や小学校と施設の送迎を依頼することも可能です。料金は、自治体によって異なりますが、1回2000円程度のところが多いようです。預けられる年齢や、利用できる時間帯は自治体によって異なるため、詳細を確認しておくとよさそうです。

出典:在宅の子ども・子育て 家庭支援事業の概要/厚生労働省

緊急時の預け先の活用

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出産時や仕事の関係などで、急きょ子どもの預け先が必要となり悩むことがあるかもしれません。緊急時の預け先の活用についてママ・パパたちに聞いてみました。

産後のサポート

「里帰り出産の際に、急きょ下の子がいっしょに退院できなくなり、母乳を病院に届けることになりました。母乳を持っていく数日間、ベビーシッターの方に上の子のお世話や遊び相手の依頼を行いました。里帰りと言っても、両親は日中仕事をしていたのでとても助かりました」(30代/1歳児と3歳児のママ)

事前に産後のサポート体制を家族で検討している場合でも、急きょ子どもの預かりサポートを活用することがあるようです。出産後に上の子の送迎に悩んだ際、ファミリー・サポート・センターに依頼したというママもいました。

仕事や介護

「私は看護師として働いているのですが、夜勤がある場合には、夫が帰宅するまでの間、ファミリー・サポート・センターを利用しています。ちょうど近所に住んでいる方に依頼ができたので、利用を始めてからは家族ぐるみで親しくなり心強いです」(20代/3歳児のママ)

共働き家庭のなかには、仕事の関係で、保育園や習い事教室のお迎え時間に対応が難しい場合もあるようです。他には、家族の介護や急な接待などで夜間に子どもを預けたいときに、トワイライトステイを活用しているとの声も聞かれました。

ママの入院中

「私が急きょ入院することになり、近くに頼れる家族がおらず主人は長期間仕事を休めないという状況だったので、子どもの預け先を自治体に相談しました。ショートステイについて教えていただき、数日間利用しましたが、とても素敵な先生方で不安な気持ちも解消されました」(40歳/4歳児のママ)

両親や義父母が、遠方に住んでいたり、仕事や介護をしていたりすると宿泊を伴う依頼をしにくいこともあるようです。家族での対応が難しい場合には、いざというときのために、自治体にどのような預かりサポートがあるのか調べておくと、緊急時に対応しやすくなるかもしれません。

パパやママのリフレッシュでの活用

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緊急のとき以外にも、パパやママがリフレッシュをしたいときに、子どもの預け先を検討する場合があるかもしれません。ママ・パパたちに聞いた、リフレッシュ時の預け先の活用についてご紹介します。

結婚記念日やデート

「子どもが少し大きくなり、夫婦でたまには結婚記念日のお祝いをしたいと思い、ベビーシッターの方に子どもたちをお願いしました。最初緊張した様子の子どもたちでしたが、少し様子を見ていたら楽しそうに遊んでいたので、気楽な気持ちで出かけられました」(30代/3歳児と6歳児のパパ)

夫婦だけで出かけたいと思ったときに、民間の預かりサービスを活用した方がいるようです。ベビーシッターサービスは、遅い時間まで子どもを預かってくれるので、夫の退勤時間に合わせて夫婦で出かけるといった利用もしやすいとの声も聞かれました。

ライブ

「好きなグループのライブチケットが当たったのですが、コンサート当日は主人が仕事だったこともあり、子どもをベビーシッターの方にお願いしました。ベビーシッターサービスは、事前登録がスマホを使ってスムーズにできたので利用がしやすかったです」(20代/2歳児のママ)

子どもを預けたいと思ったときにすぐ対応できるよう、預かりサポートの事前登録をしておくとよさそうです。最近では、託児サービスが設けられているライブ会場もあり、子育て中のパパやママもライブに行きやすい環境もあるようなので、前もって調べておくのもよいでしょう。

美容院やショッピング

「育児をするなかで、髪を短くしたいと思ったのですが、なかなかカットに行くタイミングがありませんでした。保育園の一時預かりはリフレッシュにも使えるとのことで、活用してみると、久しぶりにできた一人の時間に気持ちが軽くなりました」(40代/1歳児のママ)

赤ちゃんが生まれると子育てや家事などでゆとりがなく、自分の時間を作ることが難しい方もいるかもしれません。公的な保育施設や民間の託児サービスなどを上手に活用することで、忙しい日常から離れられ、前向きな気持ちになれたというママもいました。

子どもの一時預かり先は用途にあわせて選んでみよう

子どもの一時預かりを利用する場合には、子どもが楽しく過ごせるのか、預け先にはどのような場所があるのか不安に感じる方がいるようです。子どもを一時的に預ける場所の種類には、保育園以外にも、ファミリー・サポート・センターやベビーシッターサービスなどがありました。預け先の特性や預ける理由に応じて、上手に預け先を選んでいけるとよいかもしれません。利用する場合には、自治体や民間のサービスの詳細を確認し検討できるとよいですね。

育児のサポートやリフレッシュの活用に「キズナシッター」も

子育て家庭のなかには、「子どもを預けてリフレッシュしたい」「夜間の寝かしつけをサポートしてもらいたい」といった要望をもつ方もいるようです。育児のサポートや預け先が必要になったときには「キズナシッター」を検討してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターとは、保育士や幼稚園教諭、看護師といった専門の知識や資格をもった方のみが登録しているベビーシッターサービスです。自宅での預かりはもちろん、出張や旅行先での一時預かりも対応しています。

入会金や年会費は一切かからず、利用した分だけの支払いになるため、初心者にも利用しやすいと好評です。無料の会員登録を済ませ、お住いの地域にどのようなベビーシッターの方が登録しているのか、検索してみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。

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